ABS用3Dプリンター?、zortraxM200 の情報サイトです。
私がM200は購入したのは2016年6月で約3年が経過、運転時間1925Hです。フィラメント1本100時間として、約19本?
ビルドプレートの穴掃除は必要ですが、あと2年は使えそうな雰囲気です。
ABSのニオイ対策で換気扇を回していましたが、カーエアコン用フィルター + 循環式チャンバーでかなり改善しました。(換気扇を回さなくても大丈夫!)
→面倒なアクリル加工ですが、興味がある方は「ABScleaner」のページへどうぞ!
本体サイズ:350w X 363d X 434h mm(突起部を含まず)
*後方に100mm、上に230mm(フィラメント)用の空間が必要
*左側に80mm 電源コード用の空間が必要
→430w x 463d x 664h の空間を占有します。
本体重量:13kg(板厚3mmのアルミフレーム)
印刷可能領域: 200 x 200 x 185 mm
*160x160以上のデータは、収縮しがちです。
積層ピッチ: 0.09mm~0.29mm
ノズル直径: 0.4 mm
ノズル最高対応温度: 380℃(純正フィラメントプリセット)、290℃まで自由に入力できるので270℃のポリカを使えます。
*この価格でポリカーボネートを使える3Dプリンターは少ないと思います。
ヒーティングプラットフォーム(105℃まで)
電源: 110-240V, 50/60Hz(24V DC : 11A)
フィラメント直径: 1.75 mm
メーカー保証:1年
ソフトウェア(専用スライサー):Z-Suite2(日本語表示可能)
データフォーマット: STL, (OBJ, DXF)
*Z-Suite2.6.2(2018年9月現在)
私の3Dプリンター選びの条件は、ABSを使えて 装置重量15kg以下でした。普通のABSと、高品質ABSのULTRATがあります。試作と普段使いと試作は普通のABS、写真撮影とプレゼント用にZ-ULTRATを使っています。
溶けたABSのニオイと、オーバーハング部に表れる(収縮による)変形は問題です。
*強度が必要で収縮を回避できない時は、DMMのPA12かナイロンを手配をします。
*軟化温度104℃につられて、ポリメーカーのABSフィラメントを使い始めました。2018年10月現在マスキングテープを使っていますが、印刷条件を追い込んでいます。「ポリメーカーのフィラメント」のページ(別サイト)
3Dプリンターは故障を自分で修理する機械です。
ほとんど故障しませんが、メンテナンスは必要です。
(クルマのタイヤ交換程度の技術と気力は必要)
M200のメンテナンスや、修理をご紹介します。
メーカーや販売店が語らない情報も提供いたします。
*メンテナンスは、自己責任で行ってください。
*失敗してもキャリブレーション以外は比較的簡単な部品交換で復旧できます。
ビルドプレートから造形物を外す時にケガをする人が出ています。→作業台(A2カッターマットがお勧め)の上にビルドプレートを置いて、耐熱手袋を使用してビルドプレートを回しながら付属のスクレーパーを使うようにしてください。
(ニトリルゴム)耐熱手袋はホームセンターで各種売られています。細かい作業ではないので少し大きめサイズがお薦めです。
お問い合わせ先: 三里( sanli ) http://star.gmobb.jp/zortraxm200/
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