HP用の写真撮影用にホットエンドの掃除をしました。
今まで敬遠していたアセトンを購入
*名前と使用目的を書かないと売ってもらえません。
*使用目的は「3Dプリンンター」だけで大丈夫でした。
*アセトンの引火点は-20℃。常温で引火します。
ホットエンドこびりついた黒いプラスチック?はABSではなくなっているようです。消毒用アルコールや、アセトンでは落ちません。→マイナスドライバーや、ヤスリで落としました。
zortrax サポートページにアセトンを使用する動画があるので、参照してください。
Z-ABS Juice
アセトンに純正ABSフィラメントの細切れを8時間漬けておくと溶けてしまうようです。
まず、アンロードだと思いますが・・・?
(1)熱いうちにスクレーパーで清掃。
(2)ノズルの目詰まり掃除
付属品の0.35と0.4mmの針金。0.4は通らなかったので、0.35でノズルの穴を掃除しました。
→ホットエンドの中のプラスチックが流れ出ます。
(3)アンロード
動画を良く見ると、アンロード済の状態からアンロードが実行されているように見えます。(次のノズル外しのために温度を上げます)
(4)ノズルを取り外し
コテコテになっていると、結構固いです。
(6)(7)クリーニング
10時間漬けても、漬け洗いだけでは落ちません。
*手順は判りました。
*フィラメントをアンロードしておきます。
ロードかアンロードで温度を上げて、針金で穴掃除。
0.4mmは通らないので、0.35mmを使いました。
*その後、(常温、分解した状態で)0.4mmドリルキリを使って清掃しました。
1.5mmの6角レンチでホットエンドを取り外します。
(6角ドライバーがあると便利)
*ネジ(2か所)は緩めるだけです。
ヒーターと熱電対(温度検知用の素子)を外します。
*ネジ(2か所)は緩めるだけです。
これで準備完了。
引火性が強烈なので、ジャムビンを使いました。
*アセトンの引火点は-20℃。常温で引火します。
ピンセットよりラジオペンチがお勧めです。。
ブラシでこすっても、焦げ付いたABSは落ちません。
*というよりも、焦げたプラスチックはアセトンでは溶けないようです。
焦げ付いたABSはナイロンブラシでは落ちず、マイナスドライバーでそぎ落としました。最後に100番布やすり仕上げ。(乱暴)
*1晩放置して乾燥させてから組付けます。
*アセトンの洗浄力は強力です。コンクリートにスプレー塗料をかけてしまった所に廃液をかけたら、ふき取る事ができました。
Copyright ©Sanli Nakajima 三里(sanli) 中島章彦