高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所

 高松琴平電気鉄道 (たかまつことひらでんきてつどう) は、香川県高松市とその郊外に、琴平線・長尾線・志度線の3線・計60Kmの路線を展開する民営の鉄道事業者です。
 地方私鉄としては営業キロ数・保有車両数の規模が比較的大きく、地域の通勤・通学の足となっているほか、栗林公園・金刀比羅宮・屋島といった沿線の観光地や四国88箇所霊場巡りへの足としても利用されています。

 この鉄道は全国各地の鉄道事業者からさまざまな車両を多数譲り受けて走らせており、以前はその車種の豊富さから『動く電車博物館』とも呼ばれていました。
 近年は冷房車の譲受による旧型車の置き換えを積極的に行い、2007年7月31日をもって非冷房の旧型車両の定期運用が終了、全線で冷房化率100%を達成しました。 車種も減ったので、マニア的視点で見れば面白味が薄まってきたのかもしれませんが、依然として琴平線ではラッシュ時間帯を中心に異形式混結運転が見られ、また定期運用から離脱した旧型車のうち4両が動態保存車として温存されているなど、依然として魅力に溢れた鉄道であると言えると思います。

 この鉄道は2001年12月、全国の鉄道事業者としては初めて民事再生法の適用を申請し、事実上倒産しました。 各方面から支援を受けながら行なった経営再建の過程で、略称をそれまでの『TKR/コトデン』から平仮名の『ことでん』に改め、『うみ、まち、さと−心で結ぶ』のスローガンとともに、イメージキャラクターとしてイルカの『ことちゃん』を制定しています。
 また2005年2月からは、電車・バスにICカードシステム「IruCa」を導入し、利用客の年齢と利用回数に応じた運賃割引を行うなど、利用しやすい制度も導入しています。

 私は2002年12月の「旧型電車まつり」を機に初めて訪れました。
 個性豊かな旧型車たちは既にその多くが姿を消し、かねてから訪れたかった鉄道だけに、その時まで訪問できなかったことが悔やまれますが、以来数度訪れては写真を撮り、そして乗っています。

 ここでは、乗りに行った折に撮った写真をご覧にいれつつ、ちょっとしたご説明をさせて頂こうと思います。 準備ができた写真から、公開いたします。

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当コンテンツの近況

 2013年12月15日、琴平線・陶−滝宮間に新駅『綾川駅』が開業したのに合わせて、路線紹介ページの関係する部分の書き換えを行いました。

2013.12.19 エムサ菌

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路線の紹介
最終更新日 2013.12.19
( 綾川駅開業に合わせて停車駅案内の図表を変更したほか、記述を一部見直す。 )

ことでん車両の基礎知識
最終更新日 2011.12.17
( 情勢の変化を反映させるべく書き換える。 )

現有車両の紹介
最終更新日 2013.8.21
( 『形式別写真・1070形』ページ内で、連続立体交差化事業の中止に伴い、一部記述を変更する。)

過去の車両
最終更新日 2008.9.27
( 『形式別写真・60形65』ページに車歴欄と画像3枚追加。
『同・750形』ページに車歴欄と画像1枚追加。 )

NEW!!  ことでん、いろいろ NEW!!
最終更新日 2016.8.23
( 「謎の電話機」ページを公開。 )

思い出の、あのシーン
最終更新日 2008.10.12
( 「琴平線編」「長尾線編」「志度線編」の各ページを新規公開。 )


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2010.8 ことでん遊びの折に
最終更新日 2010.10.14
( 新規公開 )

『315号さよならイベント』
最終更新日 2009.8.1
( 2007年8月に行なわれたイベントの模様を、画像で見ていきましょう。 )

房前公園の335
最終更新日 2008.3.20
( 新規公開 )

こどもの国の62
最終更新日 2008.2.10
( 新規公開 )

『2007年2月のレトロイベント』
最終更新日 2007.3.7
( 2007年2月3日に行われたイベントの模様を、画像で見ていきましょう。 )

『レトロ電車 最期の勇走』
最終更新日 2006.7.28
( 2006年5月に行われたイベントの模様を、画像で見ていきましょう。 )

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このコンテンツの製作にあたり、

高松琴平電気鉄道公式ホームページ
雑誌「鉄道ピクトリアル」各号、
同「鉄道ファン」各号、
同「鉄道ジャーナル」各号、
JTBキャンブックス「琴電−古典電車の楽園」、
同「ことでん長尾線のレトロ電車」、
同「京急の車両」
各インターネットサイト

を参考とさせて頂きました。

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2016.8.23 エムサ菌