北総線観察記@エムサ菌総合研究所

 

 東京都心と成田空港を最速36分で結ぶ『成田新高速鉄道』の整備事業が、 2010年度末の開業を目指して進められています。
 この新しい空港アクセス路線は、京成上野駅を都心側の起点とし、既存の京成線 (京成上野〜京成高砂間) ・北総線 (京成高砂〜 印旛日本医大間) と成田高速鉄道線 (成田市土屋〜成田空港間、現在 京成とJRが使用中) の路線を改良の上で利用し、新たに『成田高速鉄道アクセス』 の手によって印旛日本医大〜成田市土屋間の路線を建設してそこを経由する・・・ という もので、現時点では京成電鉄により最高運転速度160km/hの『スカイライナー』と、同じく 120km/hの一般特急が片道最大各3本運転される計画が立てられています。

 この事業によって、成田高速鉄道アクセス区間では田園地帯を一直線に貫くような高架線 が建設され、印旛沼には鉄橋が架けられています。 工事中独特の騒がしさというものもある のでしょうが、それまでの見るからにのどかな景色に大きな変化を与えています。
 それとともに、それまで都心とニュータウンを結ぶ行き止まり路線で通勤・通学輸送の 比重が高かった北総線の性格・役割が大きく変わることとなったので、それに対応させる べく北総線の改良工事も進められています。

 私はこの北総線の沿線に住んでいます。 最近は電車の利用機会がそれほど多くありません が、近所を散歩したり時々電車に乗る中で改良工事が各所で目に見えて進んでいることに 気付きました。 一部の改良工事の経過は個人的に記録として写真に残していたこともあり、 せっかくだからと公開してみることにしました。
 例によって、一沿線住民・一利用者の視点で気付いた事柄を、私なりのペースで追って 私なりのペースでお伝えします。 なお、私が把握した範囲内で記述しているので公式の見解 とは異なる場合が多々あること、また情報の多くは後追いであることを ご理解願います。

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 『Bルート』『成田新高速鉄道』と仮称されてきた新しいルートについて、運行を担当する 京成電鉄から、開業が2010年7月予定であることと『京成電鉄成田空港線』という路線名称と 『成田スカイアクセス』という愛称が先頃発表されました。
 但しこのコンテンツでは、全体の統一を考えて当分の間『成田新高速鉄道』という仮の名前で 表記することにしました。
   (2010.1.1)

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東松戸駅改良工事
(2010.1.1 画像追加)

新鎌ヶ谷駅改良工事
(2010.1.1 ごく軽微な追記)

西白井駅配線変更工事
(2009.12.5 画像撤去)

小室駅配線変更工事
(2010.1.1 新規公開)

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耐震補強工事
(2010.5.7 画像を追加)

防音壁改良工事
(2010.1.1 一部本文修正)

信号機の移設・交換工事
(2010.1.28 補足を追加)

線路排水工事
(2009.12.5 更新)

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NEW!! その他の話題 NEW!!
(2010.6.17 画像の追加と一部項目の記述を書き換え)

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2010.6.17 エムサ菌