ざっくり China（googleマップ）

キングダム４８巻から、紀元前236年の王翦による鄴攻略が描かれています。鄴を包囲しながら、橑陽 (左権)、閼与 (和順)の戦も勝つという大作戦。 googleマップを航空写真にして、ルートを表示したのが↑の画像。これを作る手順をご説明します。

＊googleマップ初心者コース？

邺城遗址から閼与 (和順)まで

（1）「邺城遗址」を表示

「鄴」を入力できれば、「邺城遗址」が選択肢に表示されるので、検索→表示。

（2）鄴城遗址を出発地にして、「渉県」を経由地に設定。「渉県」は、峠にあたる場所です。「右折看板？」をクリックして「渉」と日本語で入力すると「渉県」が候補に出てくるので、クリック。

（3）ルートが表示されましたが、邯鄲に近すぎます。

（4）経由地点の〇印をドラッグして滏口陘 (峰峰鉱区)を通るルートに変えます。

（5）次の経由地「橑陽 (左権)」と、目的地「閼与 (和順)」を追加します。

（6）最後に表示を「航空写真」に変えれば出来上がり。このページの一番上の画像のようになります。「鄴城遺跡」→「閼与 (和順)」257km。意外と距離があります。

ここまで来ると、太原が近く感じます。紀元前247年太原郡を設置から11年経過していて、太原→閼与 (和順)186ｋｍ。

googleマップで標高を調べよう

屯留から鄴城遺跡までの標高データ

屯留から鄴城遺跡までの経路を表示します。

googleマップの交通手段を「徒歩」又は「自転車」にすると標高表示が出ます。

屯留の標高が一番高くて999m、鄴城遺跡の標高は71mしかない事がわかります。時速4.7kmで歩いて41時間→毎日10時間歩いて４日かかる距離です。

（山西省側が隆起した断層山脈）太行山脈の峠は、日本の（長野～群馬県境）碓氷峠に似ていて、高原～平地の峠道です。

＊この機能で各地の標高を知る事ができます。

直線距離の測定

「趙王城遺跡公園」のように検索でヒットしない場所は、右クリックから「ここからのルート」を指定します。「〇」が付きます。

目的地（屯留）をクリック又は文字入力で指定して、経路表示をします。

屯留を右クリック→「距離を測定」→「趙王城遺跡公園」の〇をクリックすると、下のような画面になります。

＊途中で折り曲げる事もできました。

「地名又は場所で右クリック」は利用価値が高いワザです。

（オマケ）お勧めハイキングコース

黄河の標高を調べていたら、近くに崋山がある事を発見。すかさず検索（目的地に設定）黄河に戻ると「風陵渡」という地名。昔の渡し場なんでしょう。そばに橋があります。PCだと「Feng Ling Du Huang He Da Qiao」ですが、スマホで見ると「风陵渡黄河大桥」の表示。近くに新築されたばかりの潼关もありました。「海から富士山」と同じノリで「黄河から崋山」行きたいですね。

↑（同じGMAILアドレスでログインしている）スマホに送信しました。

７時間４９分？不可能でしょう。