アクリル板の曲げができると角が丸い形状に仕上がり、良い感じになります。
市販のアクリルヒーターは長さが約480mm。
大きなアクリル板を曲げる事ができません。
長さ880mmのアクリル曲げヒーターを作りました。
板厚3mmのアクリル板を曲げる事ができました。
アクリルヒーター用200wコントローラー(あると使いやすくなります)
200w.電熱線(コントローラーが200wなのでヒーターは200w以下)
(絶縁材)内径6mmのガラスチューブ
端子台3P(2Pでも可) 2個
太目(2スケ)2芯の電線2mくらい
2スケ単芯の電線1.2m
2-3R(2スケア電線用で3mm丸穴)端子 8個
*かしめる工具も必要
電線を固定するステップル 4個
*ほかの資材でもOK
100Vのプラグ
外径10mmのステンレスパイプ(880mmにカット)
*アルミパイプは膨張係数が大きくてNGでした。
10mmパイプ用の受け(終端用2個はΦ7で穴開け)
貫通の2個は上側半分以上をカット
ネジ 端子台用に4本
*パイプ受けは、付属のネジを利用
*意外と安いのでビックリ。
*ガラスチューブは、ジョイフル本田の電気材料売り場で見つけました。
パイプ、端子台を仮置きして配置を決めます。
終端用のパイプ受けは2mmずつ余裕を持たせて、パイプが膨張して長くなっても曲がらないようにします。
ガラスチューブをパイプ受けに通してからパイプを板に固定します。
*パイプの「伸びしろ」が無いと弓なりに曲がります。
ヒーターを伸ばしてガラスチューブの中を通し、端子台に固定します。
配線して電線を固定すればできあがり。
抵抗を測定したら、51.5オーム→194w(OK)
段ボールなどで「型」を用意しておきます。
アクリル板をヒーターの上にのせて自重で曲がるまで待ちます。
コントローラーは80%くらいでスタートするとよいと思います。
ヒーターに当たっていた方(伸びやすい)が外になるように曲げます。
手で触れる温度(50℃以下)になったら完成です。
Copyright ©Sanli Nakajima 三里(sanli) 中島章彦