私の3DプリンターはABS用なので、溶けたプラスチックの臭いがします。
3Dプリンター専用の空気清浄機を作って、環境改善を目指す事にしました。
フィルターとファンを調達してスタート!
ホームセンターで防塵マスクの替えフィルターを見つけました。使えそうです!
本体背面のフィラメントの上にちょうど良いスペースがありました。
複雑なカットも、レーザー加工機を使えば楽勝です。
フィラメントリールの上の空きスペースに空気清浄機(ヒュームキャッチャー)を設置する構想は実現したのですが、・・・
パワー不足でした。原因はフィルター面積かファンの能力か、その両方です。
まずは、フィルター面積を拡大。プリーツになっていなければ半人前ですね。
アクア用のエアコンフィルターを買ってきて、しばらく眺めていたら、閃きました。
平らな場所にフィルターを置いて、ファンを回せばフィルターは勝手に密着します。
試運転の結果、ファンが能力不足で、プラスチックの臭いが改善しません。
大きなフィルターを斜めに立てて、場所を確保。リボンケーブルの干渉(すり減って断線する可能性があります)は、引き回しを変えたり、プロテクターを付けてクリアできました。
ファンを回したらこの通り!良い感じです。
・・・と思ったら、ファンノイズが3Dプリンターより大きい!。(環境悪化)
高速型(2750rpm、42dB)から、低速型(2100rpm、36dB)に変更して、ファンノイズが気にならないレベルになりました。少し臭いが漏れてくるのは、気流を整えて改善できそうです。
次はシュラウドの作り直しですね。試作品で性能を見極めてから製作にかかります。(レーザー加工機を使わずに「曲げ」で作ります。)
Copyright ©Sanli Nakajima 三里(sanli) 中島章彦