AM送信機の製作

(最終更新時間:2025年01月18日 17時00分20秒)

なんと1年以上も更新していない。

FMワイヤレスマイクは何台も作ったことがあるんですが、AMは作ったことがないな。
部品箱を漁ったらスーパーラジオ用のOSCコイルらしきものが見つかったのでちょっと作ってみようかと。
AMラジオで受信できるAM送信機を作りました。

Webで製作例を検索してみると最近は複雑な構成のものを作ってる人が多いんですね。
あまり実用価値はなさそうので実験程度の2石式の簡単なやつを作ります。
見つけたOSCコイルはなぜかタップが無い、端子はあるが繋がってない。そういうのもあるのかと。
コレクタ変調にしようとしたんですが過変調すると発振が止まってしまうので、普通にベース変調にしました。

回路図


ジャンパーはPCマイク(コンデンサーマイク)を使うときの電源供給用です。70cmのロッドアンテナがあったので取付けました。

MP3プレーヤーを接続してみましたが、まあこんなもんかなあという感じ。
以前製作したレフレックスラジオだと近いと電波が強すぎて発振してしまいます。
AGCが効くスーパーラジオなら近くてもちゃんとクリアに聞こえます。
それでも受信できる距離はせいぜい1.5mぐらいですかね。FMだと5mぐらいは普通に届くんですがAMは難しいですね。

アンテナの電圧を測定してみるとP-Pで40Vぐらい出てます。

チョークコイルを使っているので周波数に依存性があり、回路図の部品値では1300kHz付近が最適で、周波数を変更する場合は値を見直す必要があります。

440Hzの正弦波を入力して変調してみました。

小さい入力ならそこそこなんですが、

ちょっと大きくするとすぐ歪んでしまいます。

ベースに直接入力しているだけなんで仕方ないですかね。調整しだすときりがないのでこれぐらいで止めときます。


お名前: コメント:

トップ メニュー

This web page is described in Japanese, but you can read in English by translation site.

  • このサイトはリンクフリーです。
  • コメント欄は改行せず一行で入れてください。
  • スパム判定ではじかれた場合は、その後に「書込みました」旨のみのコメント等何らかの書き込み成功していただけると早く対応できます。
  • 非日本語対応ブラウザからは書き込みできません。