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3-1 天井走行リフトの種類

 天井走行リフトは,巻き上げユニットが天井付近に設置したレールに沿って水平移動するリストです.天井「付近に設置」と述べましたが,設置法が大きく分けて2種類あります.一つは天井に恒久的に固定する形式のもの,もう一つは介護保険に対応した形式で,部屋に撤去可能な支柱を立てて,レールを天井付近に支える形式のものです.以下でそれぞれの写真を示します.

天井走行リフトの写真

 左の写真は天井走行リフトの基本形です.レールに沿って直線移動します.巻き上げユニットからベルトが伸縮します.ベルトの先に吊具を固定するハンガーがあります.



面移動可能な天井走行リフトの写真

 左の写真は,レール自体も動きます.巻き上げユニットは写真の左右方向に直線移動し,レールは別なレールで手前と奥の方向に直線移動します.両方を合わせますと,前後左右自由に部屋の中を移動できます.
 なお,このリフトは,伸縮するベルトがレールに固定され,巻き上げユニット自体が上下します.そして,巻き上げユニットに吊具を固定するハンガーの機能があります.
 このような形状にしている目的は,鴨居などで隣の部屋とレールが切れているところでも被介助者を吊り下げたまま移動するためです.移動するメカニズムは次のページで説明します.



設置型の天井走行リフトの写真

 左の写真は,設置型の天井走行リフトです.設置型の中にもベッドをまたぐだけの直線移動型と,部屋の中を自由に移動できる面移動型があります.左の例は面移動型で,部屋の四隅に支柱を立てます.設置型は天井の高さに合わせるために,支柱の長さの調節が可能です.


 レールを天井に固定するタイプでは,レールを家の中じゅうに設置することができます.玄関から廊下を経由して,各部屋に,浴室やトイレに移動することができます.直角に曲がることのできる分岐ポイントも用意されています.電動で移動する機種もありますので,被介助者本人が操作して移動することもできます.このような天井固定型は高価になりますし,介護保険の対象外となります.


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