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電動三・四輪車の後部に,下の図のような補助輪を持つ機種が多くあります.
この補助輪は転倒防止用ですが,左右への転倒ではなく,後方への転倒を防止するためのものです.
電動三・四輪車が後方へ倒れることなど想像できないと思いますが,危険性があります.登り坂の途中で停車し,再発進するときが危険です.あるいは坂道を上る途中で石などに前輪が乗り上げたときが危険です.このようなときに後転しないように後ろに補助輪がついています.
電動車いすでは充電器を別に持つ機種もありますが,電動三・四輪車は筆者の知る限りすべての機種が充電器を内蔵しています.上の写真の黄色で囲んだ部分が電源ケーブルです.車体の内部に収納されています.このケーブルを引き出し,ACのコンセントにつなぎますと充電できます.電源ケーブルは短いので,保管場所にコンセントがない場合,延長ケーブルで引いてくることになります.充電時には大きな電流が流れますので,延長ケーブルは電流容量の大きいものをご使用下さい.
杖ホルダーとは走行中杖を固定しておくための部品です.標準で装備している場合もありますが,オプションの場合もあります.杖歩行の人は選択時にこの点を確認する必要があります.
カーブを曲がるとき,自動的に一定速度まで減速する機能を持つ機種があります.カーブでの転倒を防止するためです.
電動三・四輪車のスイッチは,キーを兼ねています.抜き忘れを防止するために,一定時間停車していますとブザーが鳴る機種もあります.
電動三・四輪車は電磁ブレーキの働きにより電源を切っているときは手押しができません.使用者が駐車ブレーキを操作しなくともすむのですが,バッテリー切れなどのトラブルが発生したときに移動できなくなります.
このようなときに車輪と電磁ブレーキの接続をはずすためにクラッチがついています.クラッチのレバーは通常は後輪の周辺にあります.
左の機種は後部のカバーをはずさないとクラッチレバーを操作できませんが,右の機種は外にレバーが出ています.このようなレバー式の他,クラッチをはずした状態では座れないようにするため,座面を持ち上げるとクラッチがはずれる機種や,次の4-4で紹介している機種のように,座面の上まで伸びるレバーもあります.
なお,下の写真のようにクラッチレバーのことを駐車ブレーキのレバーと表現している機種もあります.
以上基本的な構造や機能について述べましたが,身体状況などにより向き不向きがあります.どれを選んでも同じではありませんので,選らぶ時には注意が必要です.なお,「選び方,使い方」編で基本的なことを述べていますので参考にしていただければと思います.
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