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立ち上がり補助いすの座面には,下の写真に示しますように,厚さが2種類あります.厚みがあるのはクッション材が入っているためです.右側は座面がシート状ですが,座り心地を無視して手抜きをしているわけではありません.右側の機種もクッション材の入った座面のバリエーションがあります.
座面の厚さが問題となるのは,畳生活をしている人が,立ち上がり補助機器として使用するときです.いすの生活をしている人ならば,座面が厚い機種を選びます.
畳の上で手を利用して臀部を持ち上げ,座面に乗り移ろうとした場合,座面が薄い方が座りやすくなります.立った姿勢から床に座るときも同様です.そのため,右側の機種は座面を1枚のシートにしています.
左側の機種も床まで座面が降りますが,身体状況によりましては乗り移ることができません.座布団を2,3枚重ねても自力で座ることができるかどうか試してみてから選ぶとよいでしょう.
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