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段差解消機といいますのは,車いすを乗せた台をモーターや油圧を使用して持ちあげる装置です.
手動車いすのみ対応しているタイプと,電動車いすまで対応しているタイプがありますので,選らぶ時には最大積載荷重を確認する必要があります.
乗り越えられる段差は標準品で60 cm程度までです.注文で1 mまで受ける製品もあります.
下に示します2機種はいずれも平面に設置するタイプで介護保険の対象となっています.玄関内の床面に埋め込み,下ろしたときは床面と同一の高さになる機種もあります.この機種は据え付け工事が必要なため介護保険の対象とはなりません.また,車いすを載せるプラットホームの周囲に転落防止の段差や柵はありませんので,選択するときは適応について検討する必要があります.
左に示しますのは,平坦な面に設置するタイプです.
また動線は,写真の左右方向の直線です.
設置する方向は,写真の左側が建物など,段差の高い側となります.
具体的な機器の写真はありませんが,左の図は,ターンテーブル付きの段差解消機の動線を示しています.
車いすをのせるテーブルが回転機能を有しているため,動線が直角に曲がっています.
段差解消機へのアプローチスペースの問題をこの方式の段差解消機で解決できることがあります.
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