高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所
形式別写真・
600・700形
(その2)

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ご案内
 資料としてはとても完全なものではありませんが、鉄道模型製作等の参考としても、 どうぞご活用ください。

 車両の側面写真の向きは、
    長尾線所属車の場合は長尾行き列車を基準として、
    志度線所属車の場合は瓦町行き列車を基準として、
それぞれ、進行方向右側面/左側面
とします。

 このページは、2ページ構成の2ページ目です。 簡単な車歴と外観写真を載せた1ページ目は こちら をご覧下さい。 また800番台車については こちら をご覧下さい。

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2005.6.25 630車内

 600形630の車内です。
 内装はことでん入りにあたって大改装され、もともとの大きな窓とあいまって明朗です。  名古屋市交通局時代には無かった荷棚も設置されています。
 先頭部は左右非対称ですが、乗務員室仕切りの扉は中央にあります。 仕切り窓の寸法は700形 とは異なり小さめです。 さらにこの部分には600形に限っても車両によって形態が分かれ、扉の 表面が化粧板仕上げで窓が大きくかつ助手席側の窓が小さい車両や、画像のような扉表面が塗装 仕上げで窓が小さくかつ助手席側の窓が大きい車両とに分けられます。
 また座席横の仕切りについても座席脚台部分から天井まで直線的に伸びている車両もあります。  すべての車両を確認していないのではっきりとしたことはわかりませんが、名古屋市交通局 時代の車両形式により異なるのでしょうか?

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2007.9.4 624車内

 600形の運転台です。 マスコンやブレーキ弁、ATS機器は他形式と同一品です。
 計器盤下に内張りがありません。 名古屋市交通局当時に先頭車化改造されたことも あってか、無駄を省き実用に徹したという印象が強いです。

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2007.9.3 721車内

 721の車内・運客仕切り部分です。
 名古屋市交通局出身車両の中で、客室からの前面展望が最も優れている窓の配置です。

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2007.9.3 721車内

 700形721の運転台です。 計器盤が600形と同じような緑色になっています。

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2006.5.25 701車内

 700形701の運転台です。
 計器盤が壁と同じクリーム色で、スピードメーターが角形、メーター類の配置など、721とは 違いが多いです。

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2004.1.14 今橋

 路線別塗装が制定される前の、所謂『コトデンそごうカラー』当時の600形です。 613+614を 除いた600形・700形全車が、この塗装でことでん入りしました。 導入時期が近くことでん対応 改造を行った工場が同じ1100形も、この塗装でした。

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2007.6.13 池戸−農学部前

 長尾線在籍当時の700形702+701です。 現車は2007年に志度線に移動し、車号を724+723に (偶数/奇数・車両の向きは従来通り) 、塗装を志度線カラーに、 それぞれ変更されました。 もともと700形は両線に1編成ずつしか在籍しなかったので、長尾線 からは700形が姿を消し、700形0番台車もなくなったことになります。
 ことでん入りに当たって、助手席側の窓上部に取り付けられた行先表示器が取り付けられて いますが、余談ながら600形603+604も他社発生品の小型の行先表示器を装備してことでん入りし、 異彩を放っていたそうです。 これに関しては後に他車と同じ大きさのものに交換されています。

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2004.10.17 平木−学園通り

 ことでんに増殖した広告車、その第1陣となったのがこの伊藤園の『お〜い、お茶』です。  今では1300形1301+1302にその役を譲っていますが、当初は605+606がこのラッピングを 纏っていました。
 600形当時と現在では商品のペットボトルの形が異なっており、車体側面に描かれている ペットボトルもそれに合わせて変更されています。

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2007.2.4 春日川

 志度線721+722は、一時期社団法人全国軽自動車協会連合会がスポンサーとなった ラッピング車となっていました。 『新屋島水族館』『サンクス』などとは異なり、地の ピンク色は塗装ではなくラッピングシートになっています (停車中に見たら 継ぎ目があった) 。 窓部分はメッシュになっているため車内からはそこそこ外を 見ることができました。
 私見ではありますが色はともかくとしてデザインセンスが気に入らず、撮る意欲も湧かず 義務的にこの1枚しか撮っていません。 現車は現在志度線標準塗装に戻っています。

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2010.8.20 片原町

 長尾線605+606は『全労済』の広告車となっていた時期もあります。 その後2011年8月の 検査入場の際にラッピングが撤去され、同年10月の出場に合わせて現車は琴平線に転属して います。

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2007.9.4 今橋

 長尾線車両大型化と志度線の旧型車両の置き換えに伴い、600形6両と700形2両の計8両が 志度線に転属しましたが、このうち志度線で631+632となるべき611+612は長尾線当時の 塗装・車番のままで転属し、一時的にそのままの姿で志度線の営業運転に就いたそうです。
 画像左が長尾線色の612、右が志度線色の621。 612の扉下部にはドアステップを撤去した 痕跡として1か所あたり8本のボルトが見られますが、これはステップ取り付け前の姿と同じ です。

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2011.12.17 エムサ菌