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(資料2)

電動三・四輪車の事故例

 資料1では交通事故の発生数を示しましたが,ここでは自損と考えられる事故例を報告しているサイトから引用して事故の概略を紹介します.事故例を報告しているのは製品評価技術基盤機構で,平成15年7月17日現在8件あります.詳細は同機構のサイトをご覧下さい.リンク先で「事故情報」の検索画面に進み,「電動三輪車」で検索しますと表示されます.

1)河原に電動三輪車と被害者が転落しているのを通りがかりのドライバーが見つけた.
 警察の調査では,川沿いの町道わきの草地にわだちが残っている状況などから,被害者がハンドル操作を誤り,電動三輪車ごと4メートル下の河原に転落したものとみている.
2)工業団地内の町道下で,電動三輪車が横倒しになり,男性が倒れているのを会社員が見つけた.
 同車両はこう配約20度の坂道から,左カーブを曲がりきれずに約12メートルの崖を転落したとみられている.警察の調査では,事故車両はギヤがニュートラル(手押し状態)になっていたことから,被害者が電力を節約しようとギヤをニュートラルにし,急坂を下ったため,加速・暴走して転落事故に至ったものとみている.
3)電動三輪車を購入した翌日,運転中に車両ごと横転して後頭部を打撲
 切り替えスイッチが「後退」に入った状態で横転していることから,被害者が電動三輪車で後退中,ブロック塀に立てかけてあった金網に右後輪を乗り上げ,バランスを崩して転倒したものと思われる.

 いずれも操作に不慣れ,あるいは不適切な使い方をしたことが原因となっていることが推測されています.安全に配慮し,適切な扱い方をしていただければと思います.


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