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ここでは動かなくなる故障時の対応について述べます.
動かなくなる原因は,バッテリーがあがるほかに,機械ものですから,電気・機械面での不調や破損などが考えられます.
走行中に動かなくなりましたら,まず交通のじゃまにならない,安全で平坦な場所に避難します.対応策はその後で考えます.
問題はこの避難を誰がどう行うかです.高齢者・障害者本人が待避動作を行うことはお勧めできません.近くにいる人に助けを求めることをお勧めします.
従いまして,電動三・四輪車にさわったことのない人に,手押しの操作法を説明できる必要があります.クラッチの切り方などは実際に操作して確かめておいてください.
その後,自宅に戻るか,近くの知人宅などしばらく保管しておくことができる場所へ運ぶことになります.そのときも,自分で押していこうなどとは考えてはいけません.
出先で動けなくなるとかなり面倒なことになります.自動車の場合,JAFや保険会社などのレスキュー体制がありますが,電動三・四輪車にはありません.電気・機械面の故障発生は予測できませんが,バッテリーあがりは予測可能です.最低限,バッテリーあがりによる走行不能状態にはならないよう管理してください.
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