トップ | 福祉機器とは | 選び方・使い方 | 資料 | コラム | 庭の四季 | 道路の四季 | リンク |
曲がろうとしたとき,車体の外側の前,あるいは内側の後が壁などにぶつかる狭い場所での曲がり方を説明します.絶対に曲がれない場所もありますが,前進と後退を繰り返すことで徐々に曲がっていく方法があります.これを切り返しといいます.自動車の運転経験のある人には今更説明する必要もない,運転上の基本的,表現を変えれば,必須のテクニックです.
左に曲がる場合で手順を説明します.
左に曲がろうとし,右前がぶつかりそうになりましたら,そこで止まります.
停車後,ハンドルを反対に切ります.
ハンドルを切った状態でバックします.動き出してからハンドルを切ると軽いのですが,より広い場所を必要とします.
右後ろ,あるいは左側面がぶつかるいっぱいまでバックします.
停車後,ハンドルを反対側に切ります.
発進後,進行方向にハンドルを戻します.このとき,左側面,右前をぶつけないよう注意します.
3枚目の図は描き方が悪く,右前に十分余裕があります.また,図の状態でハンドルを切ったまま発進しますと角にぶつかります.そのため,軌跡を示す矢印は少し直進してから曲がるように描いています.
1回で曲がりきれないときは,2,3回前進後退を繰り返し,徐々に曲がっていきます.いきなり狭い場所で練習し,角にはまりこみ,脱出できなくなると困ります.最初は広い場所で,ハンドルの切り方を練習してください.
<<前のページへ | 電動三・四輪車 | 次のページへ>> |