これも「おねツイ」オープニングでお馴染みのイス。
例の遊具からふと湖へ目を移すと、左の写真のようなイスが並んでいました。こちらもイスを見た途端にすぐ「おねがいツインズ」のオープニングが浮かびます。
持っていた「おねがいツインズ」の最終回の画像(右)と見比べてみても、後ろの建物の格好が若干違うものの、多少のフィクションはあってもおかしくないと考えれば、この場所がモデルになっていることは間違いないようです。
さて、これで一通りこの辺りは検証が終わったので、このすぐ近くにある「ゆ〜ぷる木崎湖」へ行ってみることにします。
「ゆ〜ぷる木崎湖」も、「おねがい」シリーズのエンディングでは必ずクレジットに登場する施設です。何らかの関係があってもおかしくありません。
私の情報に間違いが無ければ、今日から原画展が開催されているばす…。
ゆ〜ぷる木崎湖。原画展は確かにやっていた。
温泉とプールの複合施設、「ゆ〜ぷる木崎湖」です。お風呂の「ゆ」と「プール」を合わせてゆ〜ぷると言うのだろうか？
さて、せっかく来たのはいいのですが、時刻はまだ９時半前です。立て看板を見ると、原画展開催は１０時からとなっています。まだ少し早い…。
仕方ないので、すぐ先にある信濃木崎駅まで足を伸ばすことにします。あそこまで行って帰ってくる頃には３０分経っているだろうという計算です。
ゆーぷる木崎湖の前を通ってローソンの脇を抜ける。
ゆーぷる木崎湖のすぐ近くにコンビニ「ローソン」が一軒あります。
ここも噂に名高いコンビニだったりします。
この辺りはいろんな場所がアニメで描かれていますよ。
「足洗いのコンビニ」と噂されるローソン
画像と照らし合わせて見比べてみると、車やモップといった小道具は別としても、水道のすぐ脇にポールがあるなど、アニメと確かに共通するところがある。
しかし、反対に窓やポールの間隔など、微妙に実際と違うところも見受けられます。
遠くの家や、これら細かい違いをフィクションと考えれば、一応コンビニのモデルはこの店舗であると思っても良さそうな感じはしますね。
交差点を渡り、そのまま真っ直ぐ進んで信濃木崎駅まで歩きます。800メートル程なので、私のような物好きでなくとも歩けない距離ではありません。
しかし、いよいよ晴れてきて暑さがキツくなってきました。湿度が高く汗が全身から噴出します。
信濃木崎駅
部活でしょうか？ 駅にはスポーツバッグを抱えた男子学生がタムロしています。
この人たちの目の前で不審者する訳にはいきません。これでは検証はちょっと無理ですね…
とりあえずホームに入り、記念に写真を１枚撮って戻る格好になってしまいました。
検証はまた次回です…
樺恋が寝ているのは駅ホームのベンチなのか、待合室のベンチなのか…
駅からゆ〜ぷる木崎湖にとんぼ返りします。朝方の雨模様から一転、空がカラリと晴れ上がり、気温がグングン上がっているのが肌で感じます。非常に暑いです。
ゆ〜ぷる木崎湖までの800メートルが1キロ以上に感じられました。
ゆ〜ぷる木崎湖。もちろんアニメにも登場！
時刻は10時をまわりました。原画展が開催されているのは温泉施設の方です。
さっそく入ってみることにしました。玄関先にはビンのコーヒー牛乳の自販機が設置されています。
お風呂上りにはビールという人も多いですが、コーヒー牛乳の方が風情あります。
アニメでは見られない冬の風景画もあった。
草薙背景原画展の会場へ。入場は無料でした。開催のご挨拶はこちら。
まだ早い時間ということもあり、お年寄りの温泉客以外に客の気配は殆ど無く、熱心に原画に見入っている原画目当てのお客さんは若い女性一人だけでした。
原画は廊下からロビーにかけて掲示されていました。
アニメで実際に使用された原画以外に、アニメでは無かった冬の風景画が見られたというのが大きな収穫です。
物販もありましたが、売店が閉まったままでした…
原画展を見てコーヒー牛乳で一息つき、外に出ようとすると何やら張り紙が。
グッズ物販のご案内です。
全てお買い上げで８４００円。非営利とはいえ、いいお値段です。
「ツインズコロッケ定食」に何となく後ろ髪引かれつつも、売店が開く気配がないので、そのまま外へ…
こ、こんなメニューまで…
時刻は１０時半をまわりました。疲れも取れてきたので、そろそろ腰を上げることにします。
しかし外は今朝の雨が嘘のように晴れ上がり、ムシムシとクソ暑い。
避暑に来たつもりが、とんでもなかった。
湖に沿って稲尾方面へ…
しばらく何も見つからず、灼熱の湖畔を足を引き摺るように歩いていました。
あまりの暑さに頭がボーッとして、おねティの登場キャラや声優の名前すら出てこない。
「小石の苗字って何だったっけ…」
「苺の声は何て声優さんだったっけ…」
こんな寝ぼけたこと言ってるヒトが聖地巡礼していますが…。
そして、そろそろ１１時になるという頃、何となく見覚えのある地形に巡り合いました。
おねがいツインズのオープニングの頭に出てくる場所にそっくりだ。
例によって多少のアドリブというか、フィクションなところがあるものの、殆ど忠実であり、ここがモデルなのはほぼ間違い無いように思えます。
しかしここには木陰が無くて暑いので、とりあえずシャッターを切り、先の木陰のあるところまで進み、少し涼みます。
木陰に入ると場所柄涼しいのですが、日なたは暑くてたまりません。
ちょっと休憩後、先に進むとすぐにトンネルの出口にさしかかりました。
木崎湖トンネル
はじめ、ここはもしや告白してフラレれた小石が歩いていたあのトンネルではないかと思ったのですが、地図で見ると長さが800メートル近くあり、異常に長い…
雰囲気は似ているが長さが全然違う。別のトンネルなのか…
とりあえずここは違うだろうという結論を出さざるを得なかったのですが、この近くには残念ながら、他にトンネルが無い。恐らくモデルはどこか別のところにあるに違いない…
結局トンネルを半分潜ったところで引き返しました。外に比べれば涼しいのですが、ひたすら車の通る音がうるさく、エンジンのススが手のひらにくっついてくるほど凄かった。
こんなところを小石が通るわけないと思った瞬間です。
いよいよ稲尾駅へ向かいます
稲尾駅と言えば、おねツイの印象的な第二話の雨宿りシーンが心に残る駅です。木崎湖トンネルから歩いて５分ほどです。
駅前の国道は交通量が多く、信号のないところはなかなか道路を渡れずイライラします。
稲尾駅のホーム向かい側の側道。車が蛇行出来るような広い道ではない
ひとまず稲尾駅のホームの向かいにある狭い側道まで歩いてきました。
噂によるとここが深衣奈が車中で襲われた現場らしいのですが、画像と比べてみると、どうも背景が微妙に違うような気もする…。
しかも、アニメではこのあと、ゆーぷる木崎湖前のコンビニで深衣奈が足を洗うシーンがある。この場所からはそのコンビニまで軽く２キロ以上の距離がある。あんなところまでわざわざ足を洗いに行くというのはちょっと考え難い…。
もしかしたら稲尾ではなく、信濃木崎の方なのかもしれない…
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