JR発足20周年18きっぷの旅
〜国鉄時代の面影をさがして 4〜
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いろいろと目ぼしいものはあったのですが、それを全て買ったりすると荷物になるしなあ…
第一、ついこないだ親が法事で高知に来て、たっぷりとお土産買って帰ってきているし。
ということで、結局、駅の売店では何も買うことなく、隣りのウイリーウインキーでパンを買うという暴挙に(^_^;)
http://www.jr-shikoku.co.jp/willie/
というのも、欲しかったかつおたたき弁当が無かったので…。
いつも思うのですが、高知駅って駅弁の売ってる場所がわかり難いのを何とかしてほしいです。
それに、土讃線の高知寄りの普通列車は駅弁を食べるようには出来ていない列車ばかりだから、特急でも利用しない限り買っても食べ辛いというのもあります。
高知駅のホームの北側に建設している高架が見えます。
これが完成次第、おそらく新駅舎の建設と古い駅舎の取り壊しが始まるのではないかと思われます。
とりあえず駅舎健在のうちにもう一度来れてよかったです。
駅の時計。全然変わっていませんね。昔ながらのものです。
今どきの駅の時計ってのは、もっとコンパクトですよね。
これも無くなっちゃうのかな…
ちょっと早いですが、12時39分発の土佐山田行きの普通列車に乗って、土佐山田へ移動します。
線路沿い両側に菜の花が咲き乱れてて、とても綺麗でした。
線路脇に生えているので、列車の側窓から覗いても片側だけしか見えません。運転席の窓からコッソリ覗くべし!
13時4分土佐山田着。ここにもウイリーウインキーがあります。
ここもそうでしたが、ウイリーウインキーって若くてカワイイ女性店員ばかり。これはちょっと要チェックか。
阿波池田行きが到着するまでしばらく時間があるので、ちょっと散策します。
駅前のバスロータリーには、アンパンマン仕様のJRバス。
そのお隣は高知交通のバスでしょうか。
意外にこのバスを狙って乗車するお客さんもいました。
バスが到着すると「来た〜」と歓声を上げて、若い女性や子供がバスの横に立って記念撮影する姿を見掛けました。
駅から歩いて10分程度のところにあった、洒落たレストラン。
パッと見、かなり古い民家です。裸電球が泣かせます。
営業時間が11時半から14時半と、異常なほど短い。ランチ専門の店ですね…
今の時間が13時半なので、食事しようと思えば出来るのですが、さっきパン買ったばかりだしなあ…
だれかこの店行ってみたらレポートをお願いします。
駅から15分くらいのところには、八王子宮という神社がありました。地元では割と知られた花見の名所のようですね。
場所は駅前に掲示されている「四国のみち」という観光マップの看板に載っています。
参道が桜の木に挟まれた道路で、桜が咲き乱れた姿を想像しながら歩いてきました。咲いてる時に来れば見事でしょうね。
詳しくは香美市のホームページを参考にしてください。
http://www.city.kami.kochi.jp/kanko/hachiojigu.html?PHPSESSID=ee68bd05a2fcbbaddd29b2b567f43591
社もなかなか立派です。お守りや破魔矢なども売っていました。
↑の写真ですが、妙に真ん中へんの白いモヤモヤが気になります…
光の加減かなあ。エクトプラズムとかだったら嫌だな…
土佐山田駅に戻ってくると、土佐山田14時21分発の阿波池田行き普通列車が到着していました。
今日もずいぶん歩きました。乗車してさっそく高知で買ったパンをモグモグと頬張ります。
途中から競輪用の自転車を担いだ学生がゾロゾロと乗り込んでまいりました。
乗ってきた学生は、飲みかけのウーロン茶のペットボトルを車内に残したまま、ここで下車。
大歩危駅です。不便かもしれませんが、いいところに住んでますなあ…。一度あの山の斜面から土讃線や大歩危峡を眺めてみたいです。
さぞ眺めがいいことでありましょう。
つか、頼むからペットボトルは持ち帰ってくれませんかね…
車窓から見る吉野川の大歩危峡。画像からはその眺めの良さは伝わらないでしょうね…。
是非その目でご覧になっていただきたいです。
土讃線の車窓からでしたら、大歩危駅から三縄駅の祖谷口寄り辺りまで渓谷美が楽しめると思います。
阿波池田には2分遅れての到着。定刻は16時25分到着で、ここでのりかえの列車が16時27分発。既に発車時間でした。
のりかえが済むと、すぐの発車です。
阿波池田16時27分発の快速サンポートは、キハ65+キハ58の4両編成。
引き戸の上には急行時代の「自由席」の表示が復活していました。粋な計らいですね。
残念ながらトイレの設備のある車両は残っていないものの、いまどき国鉄急行形の車両で4両という長編成で、しかも快速運転している列車なんて、今では日本全国を捜しても、この列車しかありません。
急行「あしずり」「土佐」に乗っていた子供の頃を思い出します。
いつものように乗車する車両はキハ65。豪快なエンジン音を堪能します。
恐らく年内には廃車にされるでしょうし、あと何ヶ月現役でいられるのでしょう…。
キハ65のユニット窓。
多くの国鉄車両は窓が開かないように細工がされてしまった中、JR四国の国鉄気動車は今でもちゃんと開きます。いつも乗車するときは、列車の走行音がよく聞こえるように、この写真のように一段だけ窓を開けています。
座席番号の銘版や、テーブルも残っています。
至福の時間もつかの間。18時5分には高松到着。ゆったりとしたクロスシートで快適な乗り心地でした。
こういう国鉄車両が消えてしまうのは何とも切ない…。キハ65や58消滅前に、これに変わる車両の早い出現を願いたい。
写真のキハ58の左隣にいる車両は、これから乗車する徳島行きのキハ40系です。
ヘッドマークも併せて撮りたかったのですが、サンポートのヘッドマークはあっという間に取り外されてしまいました。
もうキハ65に乗車出来るのも今日が最後かもしれないので、写真を…。
右の折り戸の車両がキハ65です。
瞬く間に室内灯も消灯…今日はこのまま車庫でお休みでしょうか?
高徳線の徳島行きが出るまで少し時間があるので、讃岐うどんを立ち食いし、トイレを済ませてから乗車します。
高松駅に来たら連絡船うどん。宇高連絡船を利用していた私にとっては忘れられない味です。
高松18時29分発の徳島行きに乗車し、志度で下車します。
時刻は18時58分。これから琴平電鉄にのりかえます。高松に来たらやっぱことでんは乗らなきゃね。
JR志度駅の駅舎です。真新しいいまどきの、どこにでもありそうな駅舎でした。
やはり都市圏では殆ど建て替えは済んでしまっていますね。
事前の調べで、このすぐ近くにことでんの志度駅がある筈なのですが…
ありました(笑)
これはまたJRの駅舎と比べたらすんごい年季の差です。
暗くてイマイチ判りにくいのが残念でなりません。
媚びたイルカのノボリが微笑ましい…。
このイルカは「ことでん」のICカードのマスコットキャラクターです。
JR東日本で言うところの「Suicaペンギン」みたいなものですね。
青いイルカはことちゃんで、ピンクのイルカはことみちゃんと言う。
詳しいことは↓を参考にして下さい。
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/tayori/event_top.htm
19時6分の電車は行ってしまったので、次の26分の電車に乗ります。
何と1時間3本も走っています。多いですね。
時間までしばらく待合室で待ち合わせ。きっぷで乗車の場合、改札は鋏です。
やって来た電車はコンビニの宣伝ラッピングを施した、比較的新しい車両でした。
どうせ乗るなら吊り掛け駆動の古い車両に乗りたかったなあ…
電車は潟元駅で下車。ここから、ようやく本日最後の目的地となる、屋島の健康ランドへと向かいます。
もちろん歩きで…(爆)
さあ、ここから少々遠いですぞ。ラストスパートです。
この辺りは下水が整備されていないらしく、近くを流れる水路はとても臭い…。
これが海に流れ込む訳か。
健康ランドに着いたのが20時半。30分オーバーくらいは歩いたでしょうか…。
それにしてもバカデカい施設です。まるでパッと見、カジノみたいな雰囲気あります。
オールナイト何たらとか書いてありますが、決して怪しいところとかではありません(^_^;)
入館料が1800円。2時間以内で出てくればもっと安いようです。
温泉にしては料金が高いですが、仮眠室で休むことも出来ますので、宿に泊まる料金を考えれば遥かに安上がりです。
尚、深夜2時を過ぎると深夜料金が加算されます。
と、言うことで、私は深夜料金適用になる前の0時過ぎには出て来てしまいました。
浴場は広くて大満足でした。
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