『レム置き場』がきっかけとなって始まった貨車の導入は、近年完成品にとどまらずキットにも手を伸ばしていたり、標記替えをして地味にバラエティを増やしています。 このページでは、私が「何かしら手を掛けた」貨車たちをご紹介します。 |
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![]() ボックス買いしたのに加えておみくじ買いの際に連続して引いたことがあるので何両分か所有していますが、今のところはワ・ワフ各1両だけの整備としています。 実施したN化整備の内容は、TT-03を用いた「金属車輪化」と「カプラー換装」だけで、塗装や標記などは製品状態のままです。 カプラーについては他の貨車との混結を考え、車体の大きさと比べて目立つこと承知でアーノルド式としています。
国鉄の2軸有蓋車と比べると高さ・長さがかなり小さく、ワに至っては木造車となっているので、フリーの社線内限定運用車と位置づけています。
数両の国鉄貨車で構成された直通貨物列車の末尾や機関車の次位に連結させて凸凹編成が楽しめますが、あまり走らせずにヤードの片隅に停めておくだけでもまた楽しめます。
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![]() 商品名に事業者名が無く、形式番号が一桁であることから、戦前の、それもかなり古い世代の車両だったのかと思っていましたが、メーカーサイトを見たところ国鉄が戦前製のト20000形鋼製無蓋車に対して戦後木体化改造を行った車両であるという説明がされているのを確認しました (単に私が気付いていなかっただけという可能性もある) 。 2011年7月のJNMAフェスティバルで購入し、同年8月2日付で一応の竣工をみたもので、当車両工場としては初めて竣工した未塗装キット組み立て品です。
部品構成は、ホワイトメタル鋳造品の側板・妻板・床板・軸箱周りの外装・アーノルドカプラーとカプラーポケット、プラ製の車輪 (車軸を通す穴は開口済み) 、真鍮製の軸受部と金属製の車軸・カプラースプリング、車体標記のインレタからなっており、組み立ての際に他の製品からパーツを取ってくる必要が無いというのは非常に嬉しいところです。
出来上がりは、私の技術力の無さに起因する車体の各標記の崩れはともかくとして、外形寸法は鉄コレ貨車並みの大きさで、KATO・トラ45000と比べて車体の幅は僅かに小さく長さは4分の3程度です。
各部の厚さはさすがにプラ製品よりも厚いのですが、線が太いという印象はそれほど感じず、床板上面にカプラーなどを固定するようなビスが見えない (そもそもビスを用いていない) ので空荷でも違和感はありません。
ただ残念な点が2つあります。
なお、連結器の交換については、こちらのブログ記事で少しだけ詳しく触れていますので、合わせてご覧ください。
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部品構成は、前作の『ト1』と同様ホワイトメタル鋳造品のボディを中心として、アーノルドカプラー・カプラーポケット、軸箱外装・車軸・車輪、車体標記デカールからなっており、組み立てる際接着剤と塗料を除いてこの商品だけで完結し、他の製品からパーツをもってくる必要がないようになっています。 完成後の外形寸法は屋根高さが特に『ワム』級より低く、凸凹な貨物列車が再現できる、よいツールとなるでしょう。 重量も重く、車輪の転がりに当たりはずれがあるような印象はあるものの (組み立てが悪かったのかもしれないが) 落ち着いた走りを見せてくれます。 ト1と同様残念な点は、説明書には離型剤を落とす必要がある旨が触れられていなかったことです。 出荷時点で離型剤を落とされているのかもしれませんが、経験者向き製品だからとはいえ、やはりちょっと勿体ないですね。
なお、制作記のようなものはこちらのブログ記事で少しだけ詳しく触れていますので、合わせてご覧頂ければ幸いです |
![]() 車体はワム90000形と同じ、Nゲージでは車軸の長さは関係ない・・・ ということで、TOMIX・2727『ワム90000』の車体標記を変え、ワム2000形を仕立ててみました。
既存の印刷済みナンバーを『Mr.ラプロス』の6000番で削り落とし、GMの車号インレタを転写、クリアー塗装で表面保護しただけです。
側面車端寄りの形式標記などは変えておりません。
標記替えの顛末は、こちらのブログ記事でもう少し詳しく触れていますので、合わせてご覧頂ければ幸いです。
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