高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所
315号さよならイベント
〜さよなら撮影会 編〜

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 2007年8月11・12日に行なわれた、315号さよならイベントの模様をご覧頂いています。  このページでは、11日の午後に仏生山工場で行なわれた『さよなら撮影会』の際に撮影した 写真を展示します。
 さよなら運転の様子は、こちらから。

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2007.8.11 仏生山工場

 炎天下の撮影会は、315と300が連結された状態で始まりました。
 光線は申し分ないのですが、それだけに車体裾が煤けたようになっているのが目立ちます。  洗車が手作業で行なわれたのでしょうか? 洗い残しのようで、ちょっと残念でしたね。

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2007.8.11 仏生山工場

 撮影会開始後しばらく経つと、315は300との連結を解いて300と並ぶように転線されました が、この入換作業にデカ1が登場しました。 そして入換終了後短い時間でしたがデカ1と315が 連結された状態で撮影に供されていました。 ここでのデカ1登場はイベントの企画者である T氏も考えていなかった、ことでんからのサプライズだったらしいです。
 このときは、315の台車がデカ1に転用されるとも思いもよりませんでした。 今となっては、 台車の引継ぎを行なっているかのように見えなくもないです。

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2007.8.11 仏生山工場

 315と300の並びシーンです。 この時点で、ヘッドマークや行先板は入換前のままでした。  入換やサボ換えのテンポは速くなかったので、じっくりと、のんびりと撮影を楽しめました。
 両車はナンバープレートとヘッドマークステイの取り付け位置が異なっていますが、並びだと それがよくわかりますね。

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2007.8.11 仏生山工場

 もちろん縦アングルでも撮ってみました。 315の廃車によってことでん旧型車がすべて 『1形式1両』となるので、その同一形式の並びを収める最後のチャンスです。

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2007.8.11 仏生山工場

 撮影会には、23の姿もありました。
 メインが315であることは当然ですが、3線並びだと1番線のピット部分 ( 今回は23が停まっているところ) が開放されてしまうからでしょうか? 2番線を 空けて、1番線に23が、3番線に315が、4番線に300が、それぞれ配置されていました。 23が ちょっと浮いたような感じになってしまいましたが、それなりには撮られているようでした。
 この並びは、高松築港方から撮ってみました。 白サボを付けてくれましたが、晴天が故に 顔が陰で潰れてしまい、私にはそれを活かした撮影技術やセンスがなく・・・。

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2007.8.11 仏生山工場

 さらに時間が下ると、私にとって見慣れた姿での並びシーンを見ることができました。
 315と300が頭を寄せ合って、何か言葉を交わしているように見えるのは気のせいでしょうか?

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2007.8.11 仏生山工場

 今回の撮影会では工場の建屋内部も一部が公開されており、入場中の5000形500の姿を見る ことができました。
 掲げられた案内には更新修繕中であることが書かれていました。 確かに入場期間が長く、 琴平寄り前面の腰板が張り替えられているように見えたので、安心するとともに出場する姿に 期待を抱いたものでした。

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2007.8.11 仏生山

 撮影会終了後、翌日の運転に備えて組成された上で会場から本線を挟んだ側線に転線する シーンです。 その際23にT氏持参の白サボ『琴平』を装着、高松築港行き1080形との 顔合わせも見られました。
 ただ23の連結位置が違っており (本来は高松築港方) 、転線後に 再度組替えが行なわれたようです。

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 長尾線の旧型車定期運用に最後まで従事していた315でしたが、イベント後は予定通りに 廃車・解体されてしまいました。 しかし台車がデカ1に転用されたのは周知のとおりで、 また他の機器や車体のパーツ類も予備用のストック品になっているものと思われ、それに よって旧型車4両の動態保存が1日でも長く続くことを改めて期待するところです。
 ご高覧ありがとうございました。

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2009.8.1 エムサ菌