高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所
1020形さよなら運転
( その1 )


讃岐平野をのどかに行く
2004.10.17 32レ 1032+1031 畑田−挿頭丘

 1020形は、1968 (昭和43) 年から1974 (昭和49) 年にかけて、名古屋鉄道から3700系16両を譲り受けて導入した車両です。
 車体の経年が10年程度であるものの、木造車の機器類を流用していたために性能が劣り、 放出されたらしいです。

 1020形は非冷房・旧性能車であったものの車体長さが17m級で、琴平線車両の大型化・ 車種統一に貢献しました。 また、ピンクとクリームのツートンカラーを纏ったのも、 1020形が最初です。

 1080形の導入に伴って廃車されていきましたが、1029〜1032の4両は台車・駆動方式の変更を 行い、高性能車となって最後まで残りました。 しかしその4両も、1200形の導入に伴い2004 (平成16) 年11月をもって引退、廃車・解体されました。

 末期の1020形は、1020形のみでの4両編成を組み、朝ラッシュ時の高松築港−一宮間の区間運転 に就くことがほとんどだったようで、管理人は2度訪れながらも、走っている姿はほとんど見ない ままでした。

 管理人の「ことでん分」が不足し参詣を考えていた矢先、1020形のさよなら運転が1ヵ月に わたり土・休日に行われると聞いたので、それに合わせて行ってきました。
 ここでは、その時の1020形の写真を展示します。

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2008.2.28 エムサ菌