高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所
60形 62・67
〜2002年12月の「旧型電車祭り」から〜
( その2 )
2002 (平成14年) 年12月、60形62・67の引退にあわせて行われた
「旧型電車まつり」の模様をご覧頂いています。 12月19日、私が高松に滞在する最終日となったこの日は、朝から雨でした。 当時は主にISO100 のポジフィルムを使っており、さすがに走行写真の撮影は無理があり、駅撮りもあまり期待できない 光線状況でした。 チェックアウト後で荷物が多く、あまり歩きたくないなぁ・・・という心理状況 でもあったので、朝の通勤通学輸送をホテル最寄りの片原町駅で見物、カメラにはネガフィルムを 装填して、ちょこちょこ写真を撮ることから始めました。 |
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2002.12.19 2013レ 片原町
これまで話には聞いていて、2日間沿線で実際に見たとはいうものの、多種多様な車両を組み
合わせた輸送力列車の活躍は、やはり駅で眺めるのが一番楽しめるのではないでしょうか? (今となってはそう思います。) この日の朝は62と67が分割され、どちらも増結車としてラッシュ輸送 に従事していました。 写真は600形の高松築港方に連結された67。 |
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2002.12.19 2016レ 片原町
62も負けじとラッシュ輸送にあたっています。 3両編成の旧型車から、通勤客が一斉に降りて
きます。 組成は高松築港方から120+760+62。 62のヘッドマークは、車体に直接ネジ止め (リベット止め?) されています。 すれ違う琴平線列車は1020形の4両編成で、この車両も今はありません・・・。 |
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2002.12.19 62車内
62の車内の様子。 走行中だったのでブレてしまいました・・・。 ラッシュが終わった下り電車、お客さんもまばらです。 車内には、たくさんの写真が飾られています。 |
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2002.12.19 2032レ 長尾
駅員さんの許可をもらって、引込み線側から67を撮りました。 |
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2002.12.19 2032レ 長尾
同じく、62です。 バックに写る駅舎は、長尾線の前身・高松電気軌道時代のものだそうです。 |
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2002.12.19 67車内
67の車内です。 普通に立って撮影したので、カメラ高さは床面160cm程度です。 天井が 低いからなのか、つり革や中吊りが賑やかな印象を与えています。 |
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2002.12.19 2033レ 高松築港
2002.12.19 2033レ 高松築港
長尾から高松築港まで67に乗り通しました。 67のヘッドマークは貫通路手すりに固定されたステーに付いていますが、これが行先板の 交換作業の妨げになっているようでした。 長尾ではホームに降りての作業でしたが、高松築港は ホームのない側なので・・・。 帰りの「マリンライナー」までまだかなり時間はありましたが、雨が止む気配がなかった ので、62・67の追っかけはここで終わりにしました。 |
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さよなら運転終了後、両車とも廃車処分となり、67は残念ながら解体されました。 しかし62はしばらく仏生山工場に置かれた後、『香川県立さぬき子供の国』( 高松市香南町、高松空港に隣接)に運ばれ、静態保存されています。 今でも航空機で 高松空港に着陸すると、YS11とともに出迎えてくれます。 静態保存されている62は、こちらから。 |
( おわり )
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2008.2.28 エムサ菌