鉄道写真いろいろ@エムサ菌総合研究所
さよなら赤帯旧塗装車両撮影会in相模大塚
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 2014年6月15日、相模鉄道・相模大塚駅構内において、“さよなら赤帯旧塗装車両撮影会in相模大塚”と称した写真撮影会が行われました。

 相模鉄道では、2007年以降新7000系以降の車両について車体の帯色を従来の赤系から青とオレンジへと変更を進めていますが、旧塗装で残っていた新7000系、8000系、9000系の今年度中の塗装変更の目処がついたようで、塗装変更の対象から外されている7000系も合わせて旧塗装車各形式を集めた最後のチャンスということで企画されました。
 いずみ野線の終点がいずみ中央だった時代に相鉄沿線から転居してしまったエムサ菌にとっては、『相鉄=若草色or赤帯』というイメージがいまだに強いのですが、それがついに崩れる時が来た・・・ ということで、行ってきました。

 ここでは、その撮影会の折に撮った写真を貼っていきます。
 なお、撮影日はすべて『2014年6月15日』、撮影場所はすべて『相模大塚駅構内 (またはそれに準じるところ) 』であるため、個別の記載は省略させていただきます。

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 今回のイベントを告知するポスターです。
 下の部分は新7000系と同じ『オレンジのS』の意匠になっています。

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 【左】新7000系7555ほか10両編成『快速・いずみ野』、【右】7000系7509ほか8両編成『各停・相模大塚』。
 7000系の種別表示をまず見て、褪色の度合いがずいぶんと激しいなぁと思いましたが、よく見るとフォントが湘南台開業前のものと同じなので、特急運転開始に合わせて字幕を交換したことがわかりました。  そしてそのあと、会場を辞し二俣川まで戻ったところで、各停の種別表示の地色がグレーに変わったことに気付きました。 色褪せていたわけではなかったのです。

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 【左】9000系9505ほか10両編成『特急・湘南台』、【右】8000系8512ほか10両編成『急行・海老名』。
 最初は気付きませんでしたが、9505は行先・種別表示器が竣工当初からLED化されていたため、イレギュラーな姿となっています。  どうやら撮影会に合わせて表示器を換装したようですが、巻き取りはどうやら手動だったようです。

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 新7000系と7000系の並び。 種別・行先の表示内容は上2枚と同じです。

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 8000系と新7000系の並び。  右手前に見えるのは出発信号機らしく、留置線の列車が海老名方面に出庫する際に使うのでしょう。

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 いったん会場を出て、北側の道路から1枚。 9000系9213。

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 この撮影会では、30分程度の間隔で行先・種別表示の内容が変えられていて、再度会場に入ると7000系は『特急・海老名』、新7000系は『通特・湘南台』に変えられました。
 『通特』とは通勤特急の略であることは容易に想像できますが、路線図には見られません。 実際には設定 (制定) されているのかもわかりません。 このテの表示は、5000系のさよなら撮影会の際に見られた『通快』と同じようなものですね。

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 7000系を真正面から。
 7000系については、種別表示幕のフォントが字幕交換に合わせて湘南台開業前に長く使用していたのと同じものになりました。 最後に花を添えたようで、うれしいところです。

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 8000系も、表示内容が変わって『そうにゃん』のイラストになっています。 私はそうにゃんには特に関心がないのですが、同行したI田氏曰く「そうにゃんの表示にはいくつかバリエーションがあるようだ。 これは生首だ」とのこと。  なんでも、体も表示されたパターンもあったらしいです。

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 9000系は、行先表示は『湘南台』、種別表示が『そうにゃん』になっています。 ちなみに9000系の側面はLED表示のままで、そうにゃんになっていました。

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 新7000系は、前面形状はブラックフェイスになり7000系と印象が異なりますが、側面は帯の入れ方を変えているものの、7000系の実用的で特徴的なところを引き継いでいます。
 一方で8000系は車体幅が大きくなり、車体構造も一般的なアルミ製電車と同じようになり、前面形状も大きく変わりました。 バブル期だったことも、設計には多分に影響していることでしょう。

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 再び表示が変えられ、8000系は『急行・海老名』、新7000系は『各停・相模大塚』になりました。 晴天下、字幕は見やすいですが、LEDは見えづらいです。

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 実は撮っていなかった4台並びをここで初めて撮りました。 配線の関係で頭が揃っていないこと、信号機が建植されていることから、なかなかうまく撮れるポジションが見つかりません。

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 7000系の表示は『快速・いずみ野』になっていました。
 いずみ野行は、湘南台開業前は1日2本だったか『各停』でありましたが、今は滞泊はあるようですが営業列車では見られません。

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 4台並び。 信号機がややうるさいものの、このポジションが一番良かったようです。

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 『特急・湘南台』表示を出した9000系と、『急行・海老名』表示を出した8000系。
 一番北側に停められていた9000系は、中間車が休憩スペースとして開放されていました。

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 たくさんの人が集まっている様子です。 これでもJRのイベントと比べれば空いているそうで、7000系の正面など、人気が高そうな場所にもちょくちょく入り込むことはできました。

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 会場を辞し、相模大塚駅の跨線橋上から。 ここは金網の目が小さく、4台並びを撮ろうとすると画像左下にもみられるように金網が入ってしまい、なかなか難易度は高い場所でした。
 7000系、新7000系とも『特急』表示を出しています。 会場に戻って、2台並びを撮っておくべきでした。

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 次のページでは、撮影会の折に『エムサ菌視点で』撮った写真をご覧頂きます。

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2014.7.11 エムサ菌