高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所
2007年2月のレトロイベント
(その2)

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 2007年2月3日に行われた、ことでんオフィシャルDVD『セピアの響』第3弾・琴平線編の発売記念 イベント。 ここでは仏生山工場で行われた形式写真撮影会・ライトアップ撮影会の様子をご覧 頂きます。

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2007.2.3 仏生山工場

 14時から16時まで、第1部として『形式写真撮影会』が行われました。 まずはその全景。
 展示された車両は60形65、1000形120、5000形500、デカ1の4両でした。 65と500の間が出入口に なっています。
 工場入口近くの旧『コトデンマーケット』跡地で行われていたDVD販売会で3タイトル買い込んで、 いざ撮影〜♪

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2007.2.3 仏生山工場

 120を真正面から。 この車両は車体外板の塗装が傷んでいるようで、塗膜が剥がれ落ちて 再塗装した形跡が数か所に見られました。 まるで常磐線103系の末期のようでもありますが、 前回見たときはそのようなことにはなっていなかったので、ちょっと残念なことではありますね。
 行先板は普段掲げない琴平線用の緑色のものを装着しています。 しかも定期列車での設定が ない『岡本』で、これもイベントならではの光景ですね。

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2007.2.3 仏生山工場

 続いて500。 今回の撮影会では何度か行先板の交換があり、私が最初に撮った500は『琴平』 (急行板未取り付け) 、120は『仏生山』でした。
 ちなみにこの時500が停まっていたあたりで廃車になった車両の解体作業が行われていたようで、 地面に目を転じれば砂混じりになった小さい石とともに細かいピンク色のペンキ片が無数に 散らばっていました。

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2007.2.3 仏生山工場

 過去の急行運転で使用された『高松 急 琴平』 マークを取り付けた500も、正面から撮ってみました。 5000形は1000形・3000形と比べて高速性能 が優れ、比較的遅くまで琴平線に残って冷房車 (恐らく1070形) と連結 して活躍したこともあるそうです。

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2007.2.3 仏生山工場

 65です。 志度線から陸送で長尾線入りした際、パンタグラフの向きを他車と合わせるためか 本来の向きとは逆に線路に載った (本来65のパンタグラフは高松築港方に 載っている) ので、他車と連結する際に使うジャンパ線も逆向きになってしまいました。  そこで、転入後しばらくしてからジャンパ線の配置を変える工事を行ったようで、ジャンパ線 受けも志度線時代とは違いパンタグラフ側の車体妻面に付くようになりました。
 ちなみに65の行先板は現在の差込式になる前の『引っ掛け式』で、撮影会中交換された様子は ありませんでした。

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2007.2.3 仏生山工場

 そして忘れちゃならない、デカ1。 この時はデカ1も撮影対象になっていたので、運転台もフリー で入れたもののなんとなく近寄り難い印象があり、こんな写真で我慢しておきます。

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 形式写真撮影会は16時で終わり、16時からはDVD購入者を対象にしたビンゴゲームが行われ ました。 商品は、イベント列車で120に装着されていた『セピアの響』ヘッドマーク。
 私はビンゴまで行ったもののその先が長く、結局外れ。 だけど残念賞として、過去の記念きっぷ のうち、扇形をした『屋島周遊きっぷ』 (2005年7月〜11月) をもらい ました。 もっとも、ヘッドマークを獲得できたとしても持ち歩きの関係で私にとっては困って しまいますし、むしろ困るなら実物の行先板の方がいいんですが・・・。

 その間にも、17時から始まる『ライトアップ撮影会』に向けての準備が進んでいます。
 まずは65が留置線の一番奥に引き上げ、120が500の琴平側に連結されてデカ1と同じ線路に進入。  さらにデカ1が若干前進し、スポットライトの設営など撮影用のライトアップの準備が行われます。

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2007.2.3 仏生山工場


2007.2.3 仏生山工場

 空が明るいものの、17時なったということでライトアップ撮影会が始まりました。
 500+120の編成を、高松側から撮ることができるというものでした。

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2007.2.3 仏生山工場

 ライトアップ撮影会の様子です。 デカ1のヘッドライトをもスポットライトに活用し、その間が わかりにくいですが三脚の林になっています。
 当初撮影会は18時までの予定でしたが、暗くなるのが遅く、時間が延長されたようでした。  しかし私は、三脚は携行していたものの広げる場所がなく、またバルブ撮影の知識も 経験も無い。 それより何より寒いということで、18時ごろに離脱しました。

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 以上でイベントの模様は終わります。 ご高覧誠にありがとうございました。

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2008.2.28 エムサ菌