命懸けの峠越え
2005年04月10日(日)その2
朝イチの電車までまだ時間があったので、改札を通り、トイレに寄ったあと、しばらくホームの待合室で待つことにしました。
腰掛けに座り、疲れた足をマッサージしながら壁の回りを見回すと、何と落書きの多いことか。しかも100%文章系の落書き。中には上手いイラスト入りで明らかに同じ人が描いたと思われるものもあり…。実にけしからん!そんなに笹子駅に足跡を残していきたいんなら自分でノートを用意して持って来いってんだッ。
仕方ないので旅の時にはいつも持ち歩いている小説のネタ帳代わりのルーズリーフをカバンから引っ張り出し、白紙を何枚か抜き取って待合室に置いてきました。駅ノート代わりにしてくれるといいのですが…。
勿論、一発目のメッセージはちゃんと私が書き込んであります。
笹子駅の改札口前の連絡通路。右手が改札、左手が便所です。
笹子駅ホームから見えるスイッチバック跡。徐々に線路が撤去されつつあります。
そんなことしているうちにいい時間となり、ホームには列車待ちの客が二人ほど現れました。先に来たのが上りの高尾行き、続いて下りの甲府行きが到着。その列車に乗り込み、空いていたボックス席を陣取ると、さっそくコンビニで買ったおにぎりを頬張った。
しばし窓の外をボーっと眺めて物思いに耽っていました。日付けが変わって今日は4月10日です。ちょうど桜は今がピーク。あちこちにピンク色の花が咲いていてきれいです。
「そういえば今日は駅弁の日だったな…」
甲府駅に着くと、ちょうど構内の駅弁屋さんが営業を始めたところでしたのでNREの幕の内を購入。今日のお昼はこれに決定。隣に居たお姉さんはあじ寿司を購入していました。これから旅にでかけるのか、そんな雰囲気でした。
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