命懸けの峠越え PARTU
その3
3時24分
通りかかった沢を写真に撮ったらまたまた変なオーブみたいのがプツプツと写ってる…。
3時40分
車両通行止めの季節になると閉まるゲートの所まで辿り着きました。やっぱりゲートは開いたままです。閉まるのは何時からなのでしょう…。11月には閉まると思っていたのにな…。
ちなみにこのゲートのすぐ頭上にコンクリート会社の敷地らしきものがあり、ちょっぴりガス臭さが立ち込めています。深夜でも明かりがついてて、このまわりだけやや明るい。
4時6分
おおお、遂に街灯第一号発見!ついでに村の明かりも彼方に見えます。
そろそろ疲れてきたので、眺めのいいこの夜景を見ながら近くのベンチに腰掛けて、残した弁当を食べることにします。まだおこわが残っていたはず。ま、どうせ今さら誰も来ないだろうしね。ゆっくり味わいましょ。始発の電車の時間はまだまだ先です。
しかし、食べ終わる頃にはすっかり冷えて寒くなってしまいました。寒いので歩き始めることに。
歩き始めると寒さはそれ程でもないんですけどね。
ここまで人里に下りてくると、もう心細さは微塵もありません。
しかし、ここから甲斐大和駅まで行くには、歩いてまだ軽く30分以上はかかる距離です。先はまだまだ長いですぞ。
4時56分
日影の部落を通り過ぎ、喧しい高速道路の下を通り抜け、国道20号線に合流し、ついに諏訪神社までやって来ました。
ここは初鹿野の大杉のあった場所として知られた場所。切り株だけはまだ残っています。最近では枝を切ると災いが起きるという神木の方がミステリアスで知名度が高いかな。
甲斐大和駅はもう目と鼻の先です。
5時00分
甲斐大和駅構内の引込み線では線路の点検作業の真っ最中でした。
ちょうど257系が新宿方面に回送されていくところが見えました。
辺りはまだ真っ暗ですが、ようやくこの頃から東の空が少しだけ白くなり始めてきています。
5時6分
JR東日本の悩みの種であります。架線に垂れた諏訪神社の御神木の枝。以前、垂れ下がった邪魔な枝をバッサリ切り落としたら「祟り」とみられる奇怪な現象に見舞われたため、今では邪魔だからといって迂闊に手出しが出来ないらしい。
さて、始発の大月発甲府行き323Mが来るまでまだ一時間くらいあります。ちょっと付近を散策してみましょう。
駅の裏に回ると勝沼方面へ延びる深い茂みの狭い道がなかなか興味深い。今回のような探検コースに良さげですね。
5時38分
そろそろ辺りが明るくなってきました。
駅の裏手に武田勝頼像があります。なかなかカッコイイ。
この付近は屋外休憩所になっていて、向こうに見えるパネルには観光名所が地図と写真つきでPRされています。
坂を上がると大和中学校です。なんと校門は開けっぴろげのまま。完全オープンです。
6時12分
だいぶ明るくなりました。
13分発の甲府行きが到着。115系のスカ色です。これに乗って甲府に戻ります。お疲れ様でした。
家に帰ったら爆睡しまーす。
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