ファミコン探偵倶楽部U 〜後ろに立つ少女〜
スーパーファミコン
ニンテンドーパワー専用
(このゲームを楽しむには別売のSFメモリカセットが必要です)
管理人のスーファミソフト一番のオススメ!
任天堂製作アドベンチャーゲームの異色作
このゲームは1988年に発売された、ファミリーコンピュータ ディスクシステム版「ファミコン探偵倶楽部U」を元にスーパーファミコン版として基本的シナリオをそのまま生かし、リメイクと共に大幅にパワーアップされた作品です。
ファミコンではUの前に「消えた後継者」が発売されていますが、シナリオ的には「消えた後継者」の方が後になります。
開発者自らが「任天堂らしからぬゲーム」と言うだけあって、「U」は学校によくある幽霊の噂を題材にした、大変異色のゲーム設定となっています。
多分ここを覗いた方の過半数はある程度知っている方が殆どだと思うので詳しいゲームの説明は抜きにしますが、これだけは言いたい。
「ファミコン版よりメチャメチャ絵が描きこまれている」
「サウンド効果も曲も抜群によくなって臨場感が出てきた」
「絵が綺麗になってキャラが立ち、可愛さも倍増」
但し、ディスク版を支持する人も多少居るようです。支持するところがどこなのかは判りかねますが、個人的にはラストで日比野先生が校長室で稲妻と共に突然豹変するシーンは、ディスク版の方は完璧過ぎるくらいよく出来ていたと思います。
駒田先生。これによく似たキャラクターが「消えた後継者」にも出てきたような…。名前もよく似てて「熊田先生」。
独特の喋り口調で、どちらもとても味があって、このシリーズには無くてはならないキャラを作り上げています。
葉山先生。15年前の金田事件のあと、丑美津高校で最初に幽霊を目撃したという噂の先生。
教師が噂の張本人というのはマズイ…ということで、序盤はなかなか喋ってくれません。
我らがヒロイン あゆみちゃんです。
ファミコン版よりもすっかりお綺麗になられて…(*^・^*)ポッ
親友の洋子が殺害されて、序盤は暗い顔ばかりですが、ゲームが進むにつれてあゆみちゃんの表情が少し明るく変化していきます。これはディスク版では無かった、というか、出来なかった点です。
探偵事務所の所長。「消えた〜」では一度も登場しませんでした。
何と空木先生は独身です。実は結構、空木ファンがいるとかいないとか…。
丑美津高校の用務員、田崎です。
序盤では大いに悪者ぶりを発揮し、コイツが犯人かと思ってしまいますが、後半からはメッチャいいオッサンで、結局犯人が誰なのかわからなくなってしまいます。
田崎というキャラのこのキャップがゲームを面白くしてくれるんですよね。
浅川しのぶちゃんです。幽霊として出てくると言われる人物で、日比野先生の幼なじみだった人。
こんな綺麗な幽霊だったら会ってみたいよね☆
あゆみの親友、児島洋子の親戚ということだそうです…。だから似てるんですね。
これは余談ですけど、個人的には洋子とあゆみの探偵倶楽部のコンビで事件を解決するアドベンチャーゲームもプレーしてみたかったなあ。
金田事件のことを聞きに警察署に行くと婦警さんが応対してくれます。
ここで婦警さんにいたずらすると、このように連行されて「ゲームオーバー」となってしまいますので注意(笑)
日比野先生。葉山先生が密かに想いを寄せている人物。
金田事件のことになると口を閉ざしてしまいます。
序盤から間違いなく何かを知っているということが、何となくですがわかります。
ディスク版では誰もがチビッちまった衝撃のシーン。
スーファミ版では絵的にはリアルになりましたが、心臓が停まるかと思う程の恐怖感は無くなりました。
稲妻のフラッシュ効果とスリリングなサウンドが見事に生かされた傑作のシーンはスーファミでも健在です。
そして事件はクライマックスを迎えます。
このゲームで最高に面白い場面です。
せっかくこんなイイ場面で電話が掛かってきたりすると、いっぺんにシラケてしまいます。
事件解決。さすが空木先生、太っ腹!
あゆみちゃんが探偵事務所のメンバーに!
誰もが願ったシチュエーションに大満足です。
そして「消えた後継者」へと話は続くのです。
ただし、スーファミ版では結局発売されませんでした。非常に残念…。
誰か同人誌としてでもいいから続編作ってくれんかなあ…。
このあと、スタッフロールと共に名曲と誉れ高きエンディング曲が流れ、スーファミ版だけのお楽しみ、性格診断が始まります。
これで終わりではないッ
このゲームには更にお楽しみが残されていた!
ハートを満タンにすることが出来た人っているんだろうか?
ハートの獲得数によって最後に登場する女の子が変化します。
この子結構お気に入り☆
更に詳細は「ファミコン探偵倶楽部」などのキーワードで検索するか、任天堂のホームページの「ニンテンドウパワー」のページを参考にして下さい。
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