マル秘グッズ コレクション


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私が過去に買った非公認ゲームグッズを展示してあります。
秋葉原などの電気街や、通販などでひっそり売られていた非公認アイテムの数々を幾つか並べてみました。
中には高性能な優れものもありました。


創世機ファミー トライスター
発売元は「I2(アイツー)」。秋葉原などの電気街ではそこそこ有名な店舗。
ファミコンの市場がそろそろスーファミに移りつつあった頃に登場したアイテムでした。これとパソコンがあればファミコンディスクソフトの開発、改造が出来るという優れモノ。しかしマニュアルが乏しく、6502のマシン語が解らなければ話になりませんわ…。
コレで実際に開発した人っていたのでしょうか?
この商品はよく「バッ活」などの広告に載っていましたよね。
スーファミ全盛期に産声を上げたグッズだったと記憶しています。「ゲームクアーク」の広告なんかによく載っていた商品です。
これをスーファミのロムスロットに差し込むと、スーファミ本体でファミコンソフトやNES(海外版ファミコン)も動くようになるという面白いアダプタ。
セガのメガドライブで言うところのメガアダプタに近い存在です。ファミコンにはそういった変換アダプタが発売されなかったところに着目したんでしょう。
しかし対応されていないソフトも多くあり、その一部は「創世機ファミー」を「トライスター」の上に差すことで対応できました。
プロアクションリプレイ2(MD版) メガドラ用S端子ユニット
スーファミ用などのプロアクションリプレイはよく見掛けましたが、メガドラ用は殆ど店頭で見掛けることが無かったと記憶しています。
コレをメガドラ本体に挿すと、ゲームのパラメータ改造が出来るようになるという、今となっては御馴染みの代物。
コードサーチ機能もありますが、マニュアルや画面表示が横文字なので上級者向けです。
これが差さっていれば海外版のメガドラソフトも動くようになったんじゃなかったっけ?
実は買ってもあまり使っていません…。
これが発売されたのは、メガドラも末期の頃だったと思います。
本来純正のメガドラ本体はピンジャックを介しての映像でゲームをするしかなく、画質の良い映像でゲームをプレーするには本体にRGB化改造を加えるしか方法が無くて、専門知識のある人だけの領域でした。
そこへ登場した救世主がこれです。
これをメガドライブ本体に挿すことで、専門知識のない素人でも一般のS入力端子のあるテレビで高画質を得ることが出来るというアイテム。
私はこれを見つけて迷わず買った。
これを待っていたユーザーは多かったらしく、取り扱い店舗では結構売れていたみたいです。
メガドラの本体によってコネクタ形状が違うので、メガドラ1用、2用の二種類があります。
ゲームドクターSFV 開発フロッピー各種
スーファミもそろそろ下火になりかけていた頃、スーパーファミコンのロムデータをフロッピーにダウンロード出来るという、通称「マジコン」機が相次いで大陸から日本に上陸しました。
これは、そんなスーファミ用バックアップ機のうちの一つ。この他に代表的なマシンとして、「UFO」「WILDCARD」などがあります。
この「ゲームドクターSFV」は独特のゲーム改造コードや、ゲームのスローモーション、クイックセーブなどの機能を持ち、熱暴走が無く動作が安定しているとして評価が高く、幾度かバージョンアップ版も販売されました。
しかし、ゲームコピー機としての側面を強く業界に叩かれ、新たに制定された法律と共にこれらのマジコン機は追放されました。
創世機ファミーでソフト開発を行おうという人に向けたフロッピーディスクが、開発元のアイ・ツーから続々と発売された時期がありました。
創世機ファミーが無くても単独で使用可能なものも多くあり、中でも注目を浴びたのが、ゲームの改造や開発、コピーが可能な万能ツール「トンカチエディター」でした。
ただし、任天堂純正のディスクシステムでは誤動作を起こす欠点があり、プロテクトを外すか、シャープのツインファミコンを用意する必要があった。
他にも、キャラクターの変更が出来る「ジンゴロー」、ロムのバックアップデータのコピーや改造が出来る「BBRAMプラス」などツールは多彩でしたが、6502のマシン語の知識や、マニュアルやツールの扱いの難解さがアダとなり、殆ど普及することなく消えていきました。