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高松琴平電気鉄道@エムサ菌総合研究所
畑田変電所跡

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 高松築港から琴平線で約30分。 畑田駅到着の際、右手に廃墟然とした四角い建物があり ます。

 「畑田変電所」の跡です。

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2004.10.17 畑田変電所跡

 蔦に覆われたコンクリート造りの洋館風のこの建物は、琴平線の前身・琴平電鉄が 1926 (大正15) 年の開業に備えて開設した変電所で、 1980 (昭和55) 年7月に閉鎖されるまで 琴平線に電力を供給していました。

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2006.3.21 畑田変電所跡

 畑田駅に停車中の電車 (1080形) と一緒に。 画像の右が高松側、 左が琴平側で、駅との位置関係がおわかりになると思います。
 手前は田んぼで、撮影した季節によるのでしょう枯れ草に覆われています。 変電所跡の蔦の 葉がなく、しかもその日は曇天。 何だか不気味な雰囲気があります。

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2006.3.21 畑田変電所跡 (畑田駅)

 正面・玄関上の表札です。 「琴平電鉄/畑田変電所」と一文字ずつの文字盤で、旧字体でしかも 右書き。 時代を感じさせます。

 所々色が付いているのは、第二次大戦中の迷彩塗装の名残だそうです。 今の2階建ての住宅より 大きく、その当時は今以上に目立つ存在だったのでしょう。

 この写真、蔦の葉がなく文字盤が比較的わかる状態で撮れたのですが、文字と蔦の枝が似ている ので、ピント合わせには苦労しました。

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 畑田変電所に関しては、参考文献のほかに香川県広報誌『THEかがわ』2004年3月号でも触れられています。

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2008.2.28 エムサ菌